
植物すごい!レモンでかい!八丈島産業祭に行ってきました
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こんにちは!
1月25日・26日に八丈島で開催された「八丈島産業祭」に、観葉植物の仕入れを兼ねて行ってきました。島ならではの特産品やこだわりの逸品が集まるこのイベント。今年も多くの人で賑わい、大盛況でした!
今回は、産業祭の見どころや受賞作品をレポートします。八丈島の観光やイベントに興味がある方は、ぜひチェックしてみてください!
目次
- 年に一度の人気イベント「八丈島産業祭」に行ってきました
- 八丈島は羽田空港から片道約1時間!
- 無料提供もある!展示・販売ブース!リサイクルポット
- 鉢物の品評会と注目の受賞作品
- 八丈島のレモンはバカでかい!
- まとめ
年に一度の人気イベント「八丈島産業祭」に行ってきました

毎年、東京都八丈町役場で開催される「八丈島産業祭」は、八丈島の産業振興・活性化を目的としたイベントです。農林・商工・水産の3つの部会に分かれ、島の特産品や産業品が展示・販売されます。試食や即売会も行われ、売り切れる物もあるほどの人気イベント!誰でも自由に見学でき、予約なしで出入り可能です。

八丈島は羽田空港から片道約1時間!八丈島がどこにあるかご存じでしょうか。正直な話、私は訪れるまでどこにあるのか知りませんでした。八丈島は東京都の南にある伊豆諸島の一つで、東京都に属します。そのため、島を走る車は東京の南側を管轄する「品川」ナンバーです。
羽田空港から飛行機で約1時間と、都心から気軽に訪れることができます。
東京都から八丈島へどうやって行くの?
- 方法その1.飛行機(約1時間)
- 方法その2.フェリー(約10時間半)
現在、羽田空港から1日3便の直行便が運航しており、出発時刻の30分前に手荷物検査場へ行けば間に合います。
フェリーの場合は1日1便で、夜に竹芝客船ターミナルより出航し、翌朝八丈島へ着きます。
南風の影響で飛行機や船の遅延や欠航が発生することもあるので、事前に天気予報をチェックして余裕をもった予定にしておくと安心です。

八丈島の移動手段
八丈島を移動する際は、車があると便利です。基本どこでも無料で駐車でき、車があれば1時間半ほどで島を一周することができます。東京の山手線と同じくらいの距離だとか。
産業祭の会場である八丈町役場は、八丈空港から車で約10分の距離にあります。
八丈島の天気は変わりやすい!
産業祭初日の天気はあいにくの雨。傘がいらないほどの小雨から、スコールのような豪雨まで、変わりやすい天気でした。気温は都心と大きく変わりませんが、風により体感温度は低く感じました。

無料提供もある!展示・販売ブース

産業祭では3つの部会ごとにブースが設けられ、各部会で無料で提供されるサービスがあります!室内外にイスとテーブルが用意されているため、地元の美味しい食材をゆっくりと味わえます。事前に試食があることを知っていたのでワクワクしていましたが、仕事モードな雰囲気だったということもあり、豚汁だけをいただきました。具だくさんでお肉もしっかり入っていて、無料でいいのかと思うほどおいしかったです。
【農林部会】
- 切葉、切花、鉢物、野菜の品評会と即売
- フラワーコサージュの実演・配布
- 島野菜を使用した豚汁の無料提供
- 焼き芋の無料提供など
【商工部会】
- 八丈島産商工業製品の品評会
- 特産品、郷土品の展示即売
- 郷土料理(島寿司、くさや、あしたばドーナツなど)の販売
- 島焼酎の試飲など
【水産部会】
- 島の魚料理(すり身あげ・トビコロッケ・はんば飯など)の販売
- トビ(メジ)汁の無料提供など

鉢物の品評会と注目の受賞作品

今回の訪問目的は観葉植物の仕入れ。そのため、農林部会の品評会をメインに見学しました。
品評会では、八丈島の特産品であるロベやルスカスの切葉、レモンやあしたばなどの野菜・鉢物が展示されていました。販売されている品もありましたが、購入は現金のみ。鉢物は産業祭が終了するまで持ち帰れないので、購入の際は注意が必要です。
受賞作品
鉢物の受賞作品を一部ご紹介いたします。受賞作品のほとんどは非売品で、購入できる鉢はほぼありませんでした。いろんな生産者の方の植物が買えると思っていたので、少し残念でした。
【東京都知事賞】フェニックス・ロベレニー

通称ロベとよばれるヤシ科の植物で、国内シェアの90%以上が八丈島産です。受賞したロベは2株植わっており、他のロベより葉がぎゅっと引き締まっているように感じました。
【東京都花卉園芸組合連合会長賞】シェフレラ

こちらのシェフレラは、コンパクトながらもバランスの取れた枝の曲がりと、きれいに整った葉の出方をしていました。
【東海汽船株式会社社長賞】ユンケア

ユンケアはストレリチアやオーガスタの仲間で、長い葉柄の先に小さめの葉があるのが特徴です。その特徴からノンリーフと呼ぶこともあります。スタイリッシュに展開する姿が魅力的でした。
【東京都産業労働局長賞】チャメドレア・セフリジー

セフリジーはロベと同じヤシ科の植物で、竹のような幹が特徴です。青々とした葉がたくさん出ており、存在感のある鉢に仕上がっています。
【八丈島産業祭実行員会会長賞】シェフレラ

個性的な樹形が好みな人にはたまらない姿のシェフレラです。いったいどうなっているのかいろんな角度から見たくなるシェフレラでした。

八丈島のレモンはバカでかい!

八丈島の「八丈フルーツレモン」は、通常のレモン(約130g)の倍以上、300gになることもある驚きのサイズ!旬は1〜2月で、完熟したレモンは皮ごと美味しく食べられると評判で、木になったまま完熟させる独自の栽培方法で作られています。島内では1個500円〜600円で販売されており、ブランド化が進められています。ネットでも購入できるので、気になる方は「八丈フルーツレモン」で検索してみてください!
まとめ

八丈島の魅力が詰まった「八丈産業祭」は、地元の特産品や産業品を通じて、地域の活気や人々の温かさを実感できるイベントでした。来年もまた訪れ、多くの出会いや発見を楽しみにしたいと思います。気になる方は、次回開催日に八丈町役場まで足を運んでみてください。