News

オフィスの生産性を高める観葉植物を、風水の配置で整える効果

2026/05/14
イメージ画像

近年の研究により、オフィスに観葉植物を配置するとストレスが軽減され、疲労の緩和や集中力の向上に繋がることから、オフィスの生産性が高まるということがわかってきました。 またオフィスグリーンは国土交通省による「グリーンインフラ推進戦略」との親和性が高く、厚生労働省による「ウェルビーイング経営」にも深く関連してくるため、 導入を考えている経営者の方も多いのではないかと思います。

この記事では、オフィスのどんな場所に、どのような植物を配置したらいいのかを、バイオフィリックデザインや緑視率といった研究結果をベースにしつつ、古来より日本人が親しんできた風水の観点を取り入れて、科学と同時に運気にも配慮し、縁起のいい方角や置き方を解説します。

目次

 

オフィスグリーンは「科学」と「縁起」を両立する

日本の国土は、その約70%が山地と森林で占められています。世界的にも珍しいこうした環境から、私たち日本人は古来より自然と緑に親しんできた歴史があります。

バイオフィリックデザインと緑視率

多くの研究データにより、視界に入る緑が脳の疲労を軽減し、集中力の持続を高めるという研究結果が出ています。
さらにはオフィスに植物があることで「創造性が15%向上し、生産性が6%向上する」といった相関関係も示されています。(Human Spacesレポート: 英ランカスター大学/ケイリー・クーパー博士による「世界中の職場におけるバイオフィリックデザインの効果」より)
これによりバイオフィリックデザインは、経営指標として大いに活用されるようになりました。

さらに、実際どれくらいの緑が必要なのかについても研究されており、その指標の一つとなっているのが緑視率です。
緑視率とは、人の視界の中を占める植物の割合を数値化したもので、「椅子に座って前を見たときに、どれくらいの緑が目に入るか」という視覚的なボリュームを指します。

豊橋技術科学大学 大学院工学研究科 名誉教授の松本博氏らの研究では、緑視率を変化させた空間で作業効率や生理指標(心拍変動など)を測定した結果、10%〜15%の環境下で植物が脳の疲労を回復させ、ストレスを抑制し、生産性が向上することが実証されました。

他にも、植物が放出するフィトンチッドによる心理的な安心感といった効果や、採用市場においても「ここで働きたい」と思わせる空間作りができることから採用コストの削減にも繋がるなど、様々な効果が期待できます。

▼詳しくはこちらをお読みください

「バイオフィリックデザインをオフィスに導入する価値|人的資本経営としてのオフィスグリーンとは」
「緑視率」で変える次世代オフィス戦略|生産性を向上させるオフィスグリーンとは」

風水を取り入れる意義

飛鳥・奈良時代に中国から伝来した風水は、日本の環境や方位文化などと融合して独自の発展を遂げ、古くは平安京などの都市計画や神社仏閣の建立に利用されました。また、260年を超える歴史を持つ江戸の都市計画も、風水や陰陽道などを取り入れて設計されたことは有名です。日本における風水は、約1400年間にも及ぶ長い歴史を持ち、縁起や運気を整える知識として現在も多くの場面で活用されています。
そしてそもそも風水における植物とは、気を活性化させて淀んだ気の流れを払い、商売繁盛や人間関係の調和をもたらす象徴でもあります。これから植物を配置するなら、「良い運気を取り入れる場所に置きたい、縁起を担ぎたい」といった感覚をも形にできる、風水を取り入れてみるのはいかがでしょうか。

経営におけるオフィスグリーンは、実利(生産性)と縁起(運気)の両立という、日本ならではのオフィス戦略として活用することができるのです。

参考:国土交通省「風水で見た都市のあり方」より

「オフィス×観葉植物×風水」の相乗効果

人的資本経営としての価値 従業員のウェルビーイング向上とストレス軽減で生産性が高められる
「選ばれるオフィス」としてのブランディングで採用力も強化
運気を呼び込む「動線」の設計 風水における「気」の通り道を整えることで社内コミュニケーション活性化や、取引先との良縁など運気も整えられる

【場所別】風水を取り入れたオフィスグリーン設置ガイド

オフィス内におけるそれぞれの場所に適した植物と、その理由を解説します。

エントランス(玄関)

エントランスは良縁と商売繁盛の入り口。風水においては運気の入り口であるため、悪い気を払い、良い気を招き入れるような植物を選びます。植物の配置に関しては、人が入りやすい動線に配慮しながら設置するのがポイントです。

▲パキラ

【おすすめの植物】

  • パキラ:金運と商売繁盛、そして仕事運上昇の木として有名です。さらに成長エネルギーが強いため、躍進の象徴としてもおすすめです。
  • パンダガジュマル:多幸の樹として知られており、企業の繁栄と幸福を象徴します。
  • ガジュマル: パンダガジュマルと同様に幸福を司る丸い葉を持ち、長寿や繁栄を象徴します。また悪い気を払うと言われており、リラックス効果も期待できます。
  • モンステラ:大きな丸い葉が「陽」の気を呼び込み、空気を和らげて人間関係を円満にすると言われています。
  • サンスベリア:鋭い葉が悪い気を払い、空気を浄化すると言われています。
  • ドラセナ:「陽」の気を持ち、金運アップや仕事運向上、そして強い浄化作用を持つとされる縁起の良い観葉植物です。

執務エリア

執務エリアは緑視率に配慮し、座席から見て10~15%のグリーンが視覚に入ることなどを考慮しながら植物を配置すると、知的生産性の向上に効果的です。風水では、仕事運や集中力の向上、思考の活性化、そして人間関係の調和などに関連する植物を配置するとよいでしょう。

▲シェフレラ

【おすすめの植物】

  • シェフレラ:上に向かう葉がポジティブなエネルギーを生むと言われています。
  • モンステラ:大きな丸い葉が「陽」の気を呼び込み、空気を和らげて人間関係を円満にすると言われています。

会議室・応接室

建設的な議論を行い、具体的な内容を決める会議室や、来客との関係性をポジティブなものとしたい応接室では、対立を避けて円滑な合意形成を促したり、成約率や調和を高める効果が期待できる植物を配置するとよいでしょう。

▲モンステラ

【おすすめの植物】

  • モンステラ:大きな丸い葉が「陽」の気を呼び込み、空気を和らげて人間関係を円満にすると言われています。
  • パキラ:金運と商売繁盛、そして仕事運上昇の木として有名です。さらに成長エネルギーが強いため、会議室や応接室の活性化にもおすすめです。
  • ガジュマル:幸福を司る丸い葉を持ち、長寿や繁栄を象徴します。また悪い気を払うと言われており、リラックス効果も期待できます。

オフィスフロアの隅

フロアの隅は空気が淀みやすいポイントになります。そのため風水では気が滞りやすい角に植物を置くことで、オフィス全体のエネルギーを循環させるという考え方になります。また、浄化作用を持った上向きの葉や尖った葉を持つ植物の配置が、より効果的とされています。

▲ユッカ

【おすすめの植物】

  • ユッカ:成長と発展のエネルギーである陽の気を持つため、仕事運や金運の上昇が期待でき、さらに邪気を払う効果があると言われています。
  • サンスベリア:鋭い葉が悪い気を払い、空気を浄化すると言われています。
  • パキラ:金運と商売繁盛、そして仕事運上昇の木として有名です。さらに成長エネルギーが強いため、躍進の象徴としてもおすすめです。
  • モンステラ:大きな丸い葉が「陽」の気を呼び込み、空気を和らげて人間関係を円満にすると言われています。

方角(方位)別のオフィスグリーン設置ポイント

風水では、北・北東・東・南東・南・南西・西・北西の8つの方角に分けて、それぞれに相性の良い色があります。
特に緑を置くとよいと言われる方角は、東・東南・南の3つの方角です。

また、鬼門(北東)と裏鬼門(南西)には、サンスベリア、パキラ、ユッカ、ドラセナなど、清浄する効果が高いと言われる植物の設置がよいと言われています。

植物の選択で注意すること

観葉植物は、ただ置けばよいというものではありません。風水では、枯れた植物は「負の気」を放つとされており、枯らせてしまった植物をそのまま設置していたら逆効果になってしまいます。そのため注意したいことは、まずはじめにオフィスの環境に合った植物を選択することです。
例えば、オフィス内の採光が少々悪い場合は蛍光灯やLEDの光源でも元気に育つ耐陰性の強い植物を選択することや、空調などにより少々乾燥しがちなオフィスの場合は、乾燥に強い植物の選択することによって問題が解決できるからです。
以下、それぞれのオフィス環境に合致しそうな代表的な観葉植物の品種例になります。

オフィスに適した「手間のかからない」品種例

  植物名 該当項目 特徴
パキラ 耐陰性、環境適応力、(比較的)乾燥に強い 日陰でもひょろひょろになりにくく、オフィスの蛍光灯下でも元気に育ちます。環境変化にも動じない強さを持ちます。
シェフレラ 耐陰性、乾燥に強い、環境適応力、病害虫に強い 4項目すべてに当てはまる最強クラスの植物です。寒さにも暑さにも強く、水やりを少々忘れても枯れにくいという特徴を持ちます。
モンステラ 耐陰性、乾燥に強い 非常にタフで、蛍光灯の光だけでも育ちます。多少の水枯れにも動じず、新しい環境にもすぐに馴染みます。ただ大きくなりやすい種類もあるため注意が必要です。
パンダガジュマル 環境適応力、病害虫に強い、(比較的)耐陰性 通常のガジュマルより葉が丸く厚みがあり、乾燥や環境変化に耐性があります。名前の通りの愛らしさを持ち、よりリラックス効果も期待できます。
トックリラン 乾燥に強い、環境適応力、病害虫に強い 膨らんだ根元に水を溜め込むため、1ヶ月近く水がなくても平気なことがあります。手間がかからず、忙しい職場にぴったりです。
ドラセナ 耐陰性、病害虫に強い 種類によりますが、総じて日陰に強く、室内で管理しやすい特徴を持つ、オフィスグリーンの定番です。

植物を健康な状態に保つために、社内で当番や責任者を決めたりするなど、体制の構築も大切です。
何かわからないことやご相談があれば、どうぞ樹利丸(じゅりまる)園芸店までお問い合わせください。

まとめ:科学に基づく「成長への投資」と、風水による「縁起と運気」で全てを整える

日本人にとって古来から慣れ親しんできた風水は、単なる迷信ではなく、環境を整えることで縁起を担ぎ、安心感を得てきた一つの知恵です。
そして観葉植物は、データに基づく「科学」と、繁栄を願う「縁起」の両面で、貴社の持続的な成長を支えるパートナーになります。

「やすまる、たかまる、あたたまる」。心身の健康とパフォーマンスの最大化に繋がるこの言葉を大切にしている樹利丸園芸店に、どうぞご相談ください




アイテムを見る